人が普段歩かない屋上と、日ごろから人が歩くベランダでは違った防水を行います。
それぞれに適した方法がありますので、状態と予算により、工法を選ぶことが重要です。
ベランダ防水
ベランダは常に人が歩くので、必ず歩行用防水を行うべきと考えます。人の歩く衝撃は思う以上にありますので、点検時に上るぐらいは問題ないですが、頻繁に歩くとなると問題がおこります。
昇塗装工業では、FRP防水又は、ウレタン塗膜防水をオススメしています。
屋上(陸屋根)防水
様々な防水工法が施されていますが、改修が必要な時はその状態をしっかりと調べる必要があります。
屋上の防水は、イニシャルコスト(一時的な費用)の安さに囚われると、最終的には大きな支出が必要となりますので、施工内容と耐久などをよく確認して工事を選んでください。
サイディング目地の防水
サイディングは目地をポリウレタンや変性シリコンで打ってあります。
この部分はワーキングジョイントと言って、動くことが想定されており、5~10年毎ぐらいで打ち替えないと口が開いてしまったり、物によってはポロポロになってしまったりします(年数に関してはあくまでも目安とお考え下さい。環境・使用材料等でかなりの差が出てきます)。
昇塗装工業では、ポリウレタンが紫外線に弱いことから、サイディング向けに開発された変性シリコンをオススメしています。